浄土真宗本願寺派 紫雲山 光明寺

光明寺だより

SUBARU便り(1)

光明寺門信徒の皆様こんにちは。長男の顕信です。

 

この度HPの更新を再開するそうで、私も寄稿するように頼まれた次第です。
テーマ決めに悩みましたが、まずは身の上話から始めさせてください。

 

今年の3月でスバルに入社して丸5年が経とうとしています。
なぜスバルに?というご質問は時折受けるので、この場で書かせて頂くと、(1)独自技術と個性が強い、(2)大学での研究内容が活かせそう、
(3)車業界に興味があった
大きくはこの3つで、あとはお盆はお寺の手伝いが必須なので長期休暇がある等、仕事面以外の制約もいくつかありました。

(1)については、各車メーカーごとに根強いファンはおられますが、ファンに呼称がある(俗にスバリストと呼ばれています)のは
スバルだけだったので、何が魅力なのか?という素朴な疑問から少しずつスバルのモノづくりに興味が湧きました。
入社してから知りましたが、海外にも同じように熱心なファンがいて「スビー」というらしいです。
そうやって国内外でファンを増やし続けた結果、就活当時はスバルの業績が右肩上がりの真っ只中だったので、勢いに惹かれたところもあります。
ちなみにここまでで書いた通り、最初から「大の車好き」というわけではなかったです。

 

スバルにご縁を頂いて会社に入ってからは部品の設計職をやらせて頂いています。大小様々な部品1つ1つに設計者がいて、それを組み合わせて1つの車にする、
車作りはそんなイメージで他の会社も同じだと思います。5年でできることも少しずつ増えてきましたが、相変わらず知らないことは毎日のように出てくるので勉強の日々です。

 

昨年レヴォーグという車がフルモデルチェンジ(簡単に言うとデザインを一新すること)を行いました。カーオブザイヤーを受賞するなど、幸先のよいスタートを切っています。
小さい部品ですが、私が初めて設計した部品も搭載され、微力ながらも開発に関わらせてもらいました。発売してすぐ公道試乗に行きましたが、スバルの車作りのコンセプトである
「安心と愉しさ」を体現しているような車だなと思います。魅力の多い車なのでスバルに興味を持って新しく購入頂いたお客様には特に、スバル車の良さを感じて頂けるといいなと思います。

 

初回はこのあたりで、次回も、同じく仕事関係で何か書かせて頂ければと思います。