「ずっと、お寺のホームページを見ていますが、全然内容が変わりませんね」の、ご門徒さんの一言で、また、スイッチが入りました。
平成30年11月3日に無事に円成できた、「光明寺本堂等新築落成慶讃法要」の最後の公式行事として、前門様のたってのご希望で、「話し合い法座」をさせていただきました。
大変な緊張もいたしましたが、前門様からご法座の最後に、『久しぶりで、元気の出るお話しを聞かせていただいて、嬉しく思っております』と、とても有り難く、わたくしのほうが、『元気が出るお言葉』を賜り感激いたしました。本当にありがたく、尊いご縁だったと振り返っております。
そして、この時の、この場の雰囲気を、おひとりでも多くの方にお伝えし、共有し、味わっていただきたく、一冊の本(希有大弘誓)にまとめました。
活字離れといわれる現代、おひとりでも多くの方に、この本を手にとっていただき、阿弥陀如来のみ教え、宗祖親鸞聖人のお示しが、広く伝わっていくことを心から願ってやみません。ご一読いただければ、誠に幸甚の至りですと結んで、昨年は、「話し合い法座」の内容を御本にまとめていました。
昨年1月初旬から取りかかりましたが、途中、コロナ禍で緊急事態宣言が発出された影響もあり、印刷会社の社員さんが半分、自宅待機になったりして校正が遅れて、結局、刊行出来たのが7月に入ってからでした。DVDからのテープ起こしで、ひらがなから仏教用語を含めた漢字に直していくのに結構、時間をとられました。法務や家事を行いながらの出版になりました。
この間、ホームページのことはすっかり忘れておりまして、コロナ禍のなかで頻繁に覗いてあった、多くのご門徒さんに多大なご迷惑をおかけしたと思っております。
コロナが、少し落ち着いた秋口ぐらいから、いろいろなご相談に来られる方も増えて、その何気ない会話の中で言われたのが冒頭の、全然内容が変わらない、要するに「更新されていないホームページ」の話しでした。
お寺の法務、家事、用務、子育て等を行いながら、リニューアルとして、「新ホームページ」を、牛歩のあゆみで再スタートして行きます。宜しくお願いいたします。
合掌