浄土真宗本願寺派 紫雲山 光明寺

光明寺だより

SUBARU便り(3)

光明寺門信徒の皆様こんにちは。長男の顕信です。
今回は「SUBARU便り」のリクエストなので仕事の話なのですが、
スバルをほぼ知らない方のためにスバルの簡単な紹介をしたいと思います。

 

スバルと聞いてどんなイメージを持ちますでしょうか。
マイナー、車好きが乗っている、スバル360、富士重工の車…等々イメージあると思います。

 

スバル車の特徴は大小様々ですが、同業他社と一線を画してきた特徴と言えば「水平対向エンジン」と「四輪駆動」かと思います。
世の中の大半のエンジンがピストンを上下方向に配置しているのに対し、水平対向エンジンはピストンが水平方向に配置されています。
水平対向エンジンのメリットは振動が少ないことです。他のエンジンだと上下のピストン運動方向の振動が起こるのに対し、
水平対向エンジンは左右で振動が打ち消されるという、簡単に言えばこうしたメカニズムです。もちろんデメリットもありますがここでは割愛します。
ちなみに水平対向エンジンを採用しているのは現在では,スバルとポルシェのみです。

スバル車のほとんどは、アクセルを踏んだときに四輪全てが駆動する四駆車です。四駆のメリットは雪道や路面状態の悪い道での走破性が高いことです。
街中走行ではスバル車に出くわす割合は低い印象がありますが、スキー場とかに行くとスバル車の割合がぐんと増えるのが面白いところです。
動画サイトを調べたりすると雪道でスタックしている車をスバル車が引き揚げている動画がよく出てきます。

 

最近出てきた大きな特徴は「アイサイト」でしょうか。TV見られる方はCMで見かけることもあると思います。
自動ブレーキを始め、カーブ前の減速制御、渋滞時の追従機能および発進のアシスト、車線変更アシスト等、様々な機能が装備されています。
自動ブレーキについてはアイサイト装備車では追突事故が84%減少したそうです。効果抜群ですね。
同業他社も挙って採用している自動ブレーキですが、未だ辛うじてトップクラスの性能を出せているようです。
ちなみに、アクセルとブレーキの踏み間違いで、車ごとお店に突っ込むニュースがよく目にされると思いますが
アイサイトにはこの誤発進を防止する機能もあります(ただしAT車限定)。

 

実は上記の内容は、公式HPにも載っている内容なので、ぜひ他のスバルの売り・魅力と合わせてご一読ください。

 

ここで終わっては少し物足りないので、最後に僕の専門分野であるライトについて、豆知識程度の紹介をしたいと思います。
皆さんはバックする車を後ろから見て、片側だけしか光っていない車があることに気づいたことはありますか?
「もう片方は玉切れかな?」なんて思ったりするかもしれませんが、実はもう片方の位置はリアフォグランプであることが多いです。
世の中を走っている大抵の車は、「リアフォグランプが車の中央に1つ、バックランプが左右対称に2つ」もしくは
「リアフォグランプとバックランプが左右対称に1つずつ」設定されているというケースが圧倒的に多いです。

 

そして、後者のパターンで日本で見かける車は、ほぼ100%リアフォグランプが右側についています。

 

これは「リアフォグランプを左右どちらかに1つ置くパターンとする場合、リアフォグランプは運転席側」という法律があるた

めです。

日本車の運転席は右側なので、リアフォグランプも右側につきます。
これに反している車は、外国で売っている左ハンドルの車をそのまま日本に持ってきた場合とかですね。

 

終わりにですが、4月の頭に久しぶりに体調を崩してしまいました。
発熱したため、コロナ感染も頭を過ぎりましたが、PCR検査は陰性でした。
仕事で少し無理が重なっていたという心当たりはありましたが、改めて健康第一だなと思いました。
福岡の方も感染者が増えているとのことで、皆さまも十分お気を付けてお過ごしください。