浄土真宗本願寺派 紫雲山 光明寺

光明寺だより

筑後伝道研究会について

筑後伝道研究会について
                           2021年1月16日
 筑後伝道研究会は、昭和48年頃に、福岡教区の筑後地区の若手僧侶が集まって、久留米市光明寺前住職、傍示暁了師を講師に、声明の練習をする会として発足したものです。
 声明の練習をする傍ら、関係寺院の法要に出勤、また、会員相互の寺の恒例法要の参り合いなど、勤行実践を通じて研鎖をすることが、会の活動の中心でした。
 その後、声明の練習を継続しながら、松尾博仁師(当時·筑紫女学園短大教授)や小山一行師(筑紫女学園大学教授)を講師に迎えて、『欺異抄』や『浄土三部経』の聖典学習会を開催しました。また、上田義文師(当時·筑紫女学園短大学長)、信楽峻麿師(当時·龍谷大学教授)、稲城選慧和上(当時,本願寺勧学)、大村英昭師(当時·大阪大学教授)、宮城顗師(当時·九州大谷短期大学教授)等を招聘し、真宗教学についての集中講義をお願いするなど、活動の拡大を図って研鎖を続けた歴史があります。
 現在は、会員それぞれに、組内役職や地域社会の役職、また次の世代の新たな活動もあり、会の活動は休止状態ですが、このたび、会発足の原点を顧みて、現在の社会状況の中で、浄土真宗の伝統である『お正信偈』が読まれなく成りつつあることを憂い、一人でも多くの方に『お正信偈』に出会っていただくことを願い、法事やお通夜の席で、参列者と共に唱和するため、持
参するのに便宜を計って、筑後伝道研究会々長、傍示裕昭師と協議の上、この経本を制作いたしました。
 浄土真宗のみ教えが、現在まで正しく伝えられていることの大きな要因はこの『お正信偈』を大衆唱和したことにあると思います。いま、家庭にお仏壇が安置されなくなり、日常生活のなかで浄土真宗の習慣が消えかかっていることを思うと、『お正信偈を唱和する運動』は、あらためて展開すべき事であり、浄土真宗伝道の基本活動として欠くことのできないことであると思
います。
 それぞれのご住職方が、ご法事やお通夜の席に持参していただいて、参列者と共に唱和していただくための経本として利用していただくことを切に念願いたします。
                         令和3年(2021)1月
                         浄弘寺住職  下川弘暎
 
 
     

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