浄土真宗本願寺派 紫雲山 光明寺

 

 今回、令和という新しい時代を迎えて、2001(平成13)年に作成していた「光明寺ホームページ」を全面的に、リニューアルいたしました。 少し前になりますが、「オウム真理教」という宗教団体が、対立する弁護士一家親子三人を殺害し、地下鉄サリン事件という世の中を震撼させる大きなテロ事件を起こしました。この時、オウム真理教の信者が発した、「お寺は風景でしかなかった」という言葉がいまでも、私の僧侶としての課題になっています。 当時、多くの優秀な若者たちが、それこそ、「生きる意味を求めて」全財産を持って出家し、入信していきました。しかしながら、この事件が一つのきっかけとなって世の中に、「宗教は恐ろしい」といった考え方も、はびこるようになり、いまでいう宗教離れ、お寺離れの一因になったと考えています。 近年、世の中はIT社会からAI社会へと急速な時代の変革期を迎えて、特に家庭でも、社会でも、学校でも、人と人との人間関係が加速度的に、希薄になっています。家庭の核家族化に伴って、み教えだけでなく様々なことが家庭の中で伝わらなくなっています。やはり基本は家庭だと考えます。 前(さき)を生きる者が、後(のち)を生きる者に、「生きる意味を、身をもって伝えていく」ことが、とても大事な時代になりました。 阿弥陀如来のみ教えを仰ぎ、宗祖親鸞聖人のお示しに導かれながら、「生きるとは何か」をさまざまな社会事象や、いろいろな人間模様を通して、模索していきたいと考えています。

歩み寄る人に 安らぎを

訪れる人には 微笑みを

去り行く人には 幸せを

お念仏こころに入れて申して

「世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ」と。

新聞広告

3月21日、春のお彼岸お中日に、西日本新聞筑後版に広告として掲載。 3月21日、春のお彼岸お中日に、西日本新聞筑後版に広告として掲載。
お釈迦様のお誕生日「4月8日花まつり」の2日前、4月6日に、西日本新聞筑後版に掲載。 お釈迦様のお誕生日「4月8日花まつり」の2日前、4月6日に、西日本新聞筑後版に掲載。
令和元年5月1日に、西日本新聞筑後版に掲載。時代は変わっても「教え」は不滅です。 令和元年5月1日に、西日本新聞筑後版に掲載。時代は変わっても「教え」は不滅です。